入手しやすい国内メーカーの子ども向けホビーラジコンといえばCCP。
G-DRIVEやW-DRIVEなど、公園で遊びたくなる車を多数リリースしています。
エコモードや水陸両用車など、面白そうな性能を搭載しているCCPのラジコンシリーズ。
はたして車種や商品ごとにどのような差があるのでしょうか。
CCPラジコンには、どんな種類があるの?
CCPがリリースしているラジコンシリーズは、大きく分けると3種類。
①オフロードタイプのG-DRIVE
②水の上も進んで行く水陸両用のW-DRIVE
③オリジナルバギーモデルのバクソーハー
また、G、W、バクソーハーのカテゴリーごとにそれぞれサイズがあるので、遊びのシチュエーションによって選ぶことができます。
定価が8000円を超えている車種もありますが、実売価格で5000円代で入手することも可能です。
G-DRIVE、W-DRIVE、バクソーハーそれぞれの違いは?
屋外用&公園遊びにマッチするCCPのトイラジコンたち。 G-DRIVE、W-DRIVE、バクソーハーのそれぞれのシリーズには、どんな違いがあるのでしょうか?
平坦なオフロードに向く、防水防塵仕様のスタンダードラジコンG-DRIVE
もっともスタンダードなオフロードラジコンがG-DRIVEシリーズ。
防塵・防水処理を施しており、水たまり程度なら走行可能です。
現在、メインモデルは、エコモードを搭載したG-DRIVEエコプラスとなっており、小型のミニG-DRIVEのバリエーションがあります。
G-DRIVEエコプラス 、ミニとも2WDのラジコンで、悪路の走破性はあまり高くありません。
一方、 G-DRIVEエコプラスは、デジプロ搭載を搭載しており、レバーを倒す角度によって細かなアクセル調整が可能です。
浅くレバーを倒せばゆっくり、深くレバーを倒すとハイスピード走行になります!
エコモードで最大200分の走行時間に驚きます!
水の上も走れる水陸両用ラジコンがW-DRIVE
水かき形状の大型タイヤを装着し、水上走行ができるラジコンがW-DRIVEシリーズ。
G-DRIVE同様、メインモデルは、エコモードを搭載したW-DRIVEプラスで、小型のミニG-DRIVEのバリエーションとして加わっています。
W-DRIVEプラス 、ミニとも2WDのラジコンで、4WDほど悪路の走破性はあまり高くありませんが、防水性能はさらに強化されています。
上級モデルの W-DRIVEプラス には、G-DRIVEエコプラスと同じく、デジプロ搭載を搭載。
レバーを倒す角度によって細かなアクセル調整が可能で、浅くレバーを倒せばゆっくり、深くレバーを倒すとハイスピード走行を行います。
水の中も走れるから遊びが広がる!
3種類のバリエーションがあるオリジナルバギー、バクソーハー
G-DRIVE、W-DRIVEは、実在の車をモデルにしていますが、バクソーハ―はオリジナルデザインのバギーシリーズです。
バクソーハ―のラインナップの特徴は、エントリーモデルのバクソーハ―シリーズから、カスタムが可能な本格モデル、バクソーハーワークスまでシリーズがラインナップされていることでしょうね。
最上級モデルのバクソーハ―ワークスは充電式バッテリーやカスタムパーツがラインナップされており、ホビーラジコン的な雰囲気があるラジコンです。
一方でバクソーハーは使用は簡素ですがエントリーモデルとしてお求めやすい価格と性能のバランスを実現しています。
バクソーハーシリーズでラジコンをステップアップしていくのもいいでしょうね。
G-DRIVE、W-DRIVE、バクソーハーの性能の違いをチェック!
種類 | 遊べる時間 | サイズ | 本体の電池本数 | 価格 |
Gドライブエコプラス | 最大200分~60分※1 | 約30cm | 単3電池×6本 | 7,678円(税込) |
ミニGドライブ | 最大120分 | 約20cm | 単3電池×4本 | 4,928円(税込) |
Wドライブプラス | 陸上60分、水上25分 | 約30cm | 単3電池×6本 | 8,778円(税込) |
ミニWドライブ | 陸上60分、水上20分 | 約26cm | 単3形電池×4本 | 6,028円(税込) |
種類 | 遊べる時間 | サイズ | 本体の電池本数 | 価格 |
バクソーハーワークス | 45分 | 約27m | 充電式 | 7,678円(税込) |
バクソーハ―EVO | 75分~45分※2 | 約21m | 単3形電池×4本 | 4,708円(税込) |
バクソーハ― | 20分 | 約20cm | 単4形電池×4本 | 3,278円(税込) |
シチュエーション別・どんなCCPラジコンがおすすめ?
それぞれのシリーズは、どんなシチュエーションにマッチしているのでしょうか? 遊び方ごとにオススメのラジコンをチョイスしてみましょう!
とにかく長く遊びたい!
最大200分走行可能なG-DRIVEエコプラスが断然おススメです。次点でミニGドライブ。とにかくG-DRIVEは圧倒的な走行時間が魅力でしょうね。
色々な場所を走らせたい!
これは水の中も走れるW-DRIVEプラスやミニW-DRIVEですね。水上走行では走行時間が短くなるので注意が必要です。
将来は本格的なホビーラジコンで遊びたい!
バクソーハーシリーズでのステップアップがいいでしょう、ただワークスは明らかに高学年向けなので、年齢とともにエントリーモデルからステップアップするべきでしょうね。
ラジコン初体験だから無難な車種がいい
これは価格の安い車種からチョイス。速い車種がいいならバクソーハー、長く遊びたいならミニG-DRIVEでしょう。
注意すべきポイント
海外生産の低価格ホビーラジコンだけに、細かなトラブルが報告されています。
生活防水は完全防水ではない!
それぞれのCCPラジコンは防水・防塵となっていますが、あくまで生活防水です。完璧に水の侵入を防ぐものではありません。
やはりネット上では修理事例で基盤の錆などが報告されています。
電池や基盤のある本体には水をかけず、ざぶざぶ洗うのはタイヤや汚れた場所だけを中心として、本体はウェットティッシュなどでふき取って掃除しましょう。
もし水中走行を行った場合、そのまましまうのではなく、よく乾燥させたほうがいいでしょうね。
プレゼントなら事前確認は必須! 初期トラブルや故障にも注意が必要
検品を抜けてきた初期不良品も結構あるようです。また、ぶつけた衝撃などで容易にパーツが折れてしまうケースもあるようですので、保証やサポート体制に目を通しておきましょう。
・エコモードへの切り替えが固くてできない。前輪の反応が鈍く、曲がれたり曲がれなかったり。品質は最低レベル。それでも子どもは喜んで遊んでいるので、星2つ。
・子供の誕生日の朝に不良品が届きました。エコモードのレバー動きません。大変失望しました。不愉快です。
・クリスマスプレゼントで購入しました。やり始めて5分くらいでしょうか?前輪の操作がうまくできなくなりました。見たら前輪に力を伝える軸が折れて、使い物にならなくなりました。クラッシュも何もしてないのに、、、最悪です。
引用元:amazonレビュー
特に初期不良のレビューが見られますので、クリスマスや誕生日用に購入する場合、プレゼントの1か月前には購入しておき、事前に動くか確認するべできしょう。
2020年4月にCCPはラジコンの開発を終了してしまい、トイ・ラジコン事業はバンダイに移管しました。今後、パーツの供給や保証がどのように行われるのか、チェックしておくべきでしょうね。
まとめ・幅広いシリーズからお子さんに合ったチョイスを!
CCPラジコンは多彩な車種があるのがポイントです。遊びたいシチュエーションに合わせて、CCPのラインナップから、様々な車種をチョイスしていくのも楽しいのではないでしょうか?
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