車好きキッズなら、一度は訪れてみたい公園が大田区にあるタイヤ公園(西六郷公園)です! その名の通り、公園内はタイヤがいっぱいで、遊具もタイヤで作られているんです! リニューアルによってさらに使いやすくなったタイヤ公園の魅力に迫ります!
タイヤ公園ってどんな公園?
「タイヤで公園を作ってしまおう!」というのは、本当に面白い試みですよね。きっかけとなったのは、1960年代に大田区の職員さんが「タイヤは遊び道具になる!」という着想を元に廃材のタイヤを利用して公園を作ったそうです。園内には、普通の車のタイヤからダンプに使われてそうな巨大なタイヤまで、工夫を凝らした様々な遊具が用意されています。
タイヤ公園の名で親しまれている公園です。入口には四季折々の花が咲く花壇があり、タイヤを埋め込んで仕切られた大小2つの円形広場には、古タイヤを利用した怪獣やロボットなどのモニュメントやたくさんのタイヤ遊具があります。特に大怪獣は、足から頭までの高さが8m、頭から尻尾までの長さが20mもあり、こどもたちに大人気です。広場一面には砂がしかれており、クッションの役目でこどもたちの安全を守っています。
開設当初は、日本全国からだけではなく、アメリカやオーストラリアなど海外でも紹介され、現在も平日・休日を問わず、多くのこどもたちがタイヤと戯れ夢中になって遊ぶ姿が見られます。
大田区公式サイト
タイヤ公園で遊べるタイヤ遊具たち!
実際にタイヤ公園にはどんな遊具で遊ぶことができるのでしょうか? 代表的な遊具を紹介していきましょう!
巨大怪獣
タイヤで作られた全高8mの巨大怪獣です。タイヤ公園のシンボル的な存在ですが、こちらも遊具として遊ぶことができます。足元に上ってジャンプ遊びができるほか、尻尾はタイヤの空洞を利用したトンネルになっています。
巨大滑り台
同時に大人数が滑れる巨大滑り台! かなりスピードが出るので、高学年のお子さんも楽しいはず。登るためのはしごもタイヤ製です。
タイヤジャングルジム
上り下りが楽しいジャングルジムにも、タイヤでひと工夫。普通のジャングルジムとは異なった遊びが楽しめます。
巨大タイヤブランコ
定番のタイヤブランコのほか、トラックやダンプに使うような巨大なタイヤのブランコも! 中に入って、ゆらゆらとブランコ遊ぶが楽しめます!
ロボット砂場
タイヤで作られたロボットのモニュメントが特徴。定番の砂場も、タイヤ公園ではタイヤが使われているので、変わった遊びが楽しめます。
そのほかにも様々な遊具が用意されています!
リニューアルでさらに便利になったタイヤ公園!
コロナ禍で行われたリニューアルによって、タイヤ公園はさらに便利になりました。今回のリニューアルは遊具というよりも周辺設備が中心です。
休憩室
だれでも利用できる休憩室ができました! こちらには机と椅子が用意されており、ちょっと休んだり、お弁当を食べたりするのに便利ですね。
トイレ
休憩室・公園事務所の付属の施設として、トイレもキレイにリニューアルされています。公園のトイレといえば管理が行き届かずに古い設備が多いので、これはうれしいポイントですね。
水飲み場・手洗い場
従来の水飲み場・手洗い場も残っていますが、大型で複数人が使える場所が新設されました! 夏は手洗い場の順番待ちも起こることもあったので、これはうれしい改良です。
自転車置き場
自転車置き場が整理されました。かなりの駐輪スペースが確保されており、「混んでいて自転車が止められなかった…」という子はほとんどないと思います!
便利情報
タイヤ公園で遊ぶうえで、気になる食事や駐車場情報をお知らせします。
食事
大田区の住宅街にあるため、外食は難しいかもしれません。遊びに来る方はあらかじめお弁当を用意してくる方が多いですね。それでも外食が不可能なわけではありません。
トーチドットベーカリー 蒲田本店
公園の北側に自動車教習所があり、その少し先にトーチドットベーカリー 蒲田本店があります。落ち着きのある雰囲気の店内にはカフェスペースを併設されており、パンを買うだけではなく、ここで昼食を取るのもいいでしょうね。
ファミリーマート 西六郷一丁目店
コンビニでOK!と割り切るなら、公園の南側にファミリーマート 西六郷一丁目店があります。
パン移動販売車
また、昼食時にはパンの移動販売車もやってくるので、こちらを利用するのもおススメです。
駐車場
公園には駐車場は併設されておらず、近隣の駐車場を利用することになります。とはいえ住宅街なので、あまり駐車場は多くありません。もっとも近いのは、先ほど紹介したトーチドットベーカリー 蒲田本店の横にあるパーキングスペース(2階)になります。
まとめ・一度は遊んでみたいタイヤ公園!
とにかくタイヤにこだわったタイヤ公園では、普通の公園にはない体験ができるのは間違いありません。いつもの公園がマンネリ化してきたら、タイヤ公園を訪れて見ては?
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