日本の子ども向けホビーラジコンメーカーといえばジョーゼン。
ジョーゼンが発売しているダートマックスシリーズは、オフロードタイプの車種が中心のシリーズです。
実売価格5000円付近の低価格のホビーラジコンとしてとても有名です。
ただ、サイズや車種も様々で、スケール違いで同じ車種もあるので、
どんなラインナップがあるのかわかりづらい~!
今回はダートマックスシリーズの主要な種類を整理してみましょう。
ジョーゼンのオフロード用ホビーラジコンがダートマックスだ!
ダートマックスは、主に1/18スケール、1/24スケール種類があり、車体のサイズや、性能や使う電池の種類も異なっています。
共通の仕様としては、
・エコモードで電池長持ちに切り替え可能
・スピードHi/Low切り替え可能
・防塵/生活防水
・前後サスペンション装備
・ヘッドライト点灯
・後輪駆動の2WDのみ
があげられます。
ではサイズと車種の違いを見ていきましょう。
ダートマックス 1/18シリーズ
ダートマックスの最大サイズの種類で、全長は約30cm。
坂を上る力(登坂力)や最高速度は最大。
迫力のある走りが楽しめます。
ただし2WDの後輪駆動なので、それほど障害物を乗り越える力はありません。
実勢価格は、amazonなどで値引き込み5000円以下で購入できるのもうれしいです。
1/18スケール ダートマックスの車種
ダートマックス 1/24シリーズ
1/18スケールよりも、やや小型の全長24cm。
登坂力や最高速度も、1/18より劣っています。
ただ、本体に使用する電池は4本なので、ランニングコストは1/18よりお得ですね。
こちらも2WDの後輪駆動なので、見た目ほど悪路は得意ではありません。
値引きなしで5000円以下なのもうれしいです。
1/24 ダートマックスの車種
ダートマックスアドバンス 1/28スケール
太いタイヤ装着した、モンスタータイプのダートマックスがアドバンス。
なんといっても極太タイヤのスタイルが迫力ですね。
全長は約18cmとさらに小型ですが、1/24よりも最高速度は高いです。
ただし、エコモードとスピード切り替えは非搭載。
こちらも2WDの後輪駆動です。
大型タイヤで車高も上がり、悪路の走破性もアップ
ランドクルーザー
ダートマックス性能比較
ダートマックスの性能やサイズ、価格を比べて見ました。
性能比較 | 1/18ダートマックス | 1/24ダートマックス | 1/28ダートマックスアドバンス |
全長 | 30cm | 24cm | 18cm |
登坂力 | 45度 | 35度 | 35度 |
最高速度 | 13km/h | 8km/h | 11km/h |
操作距離 | 約20m | 約20m | 約20m |
パッケージサイズ | (W) 390×(D) 245×(H) 220 mm | (W)320×(D)180×(H)170mm | (W) 295×(D) 140×(H) 160 mm |
使用電池(別売り) | 単三6本(本体)、単三2本(送信機) | 単三4本(本体) 単三2本(送信機) | 単三4本(本体)、9V角電池1本(送信機) |
販売価格 | ¥6280(税別) | ¥4480(税別) | ¥3580(税別) |
こんなところに気を付けよう!
ダートマックスのレビューやおもちゃ屋さんの修理ブログを見ると、色々と問題なポイントもあるようです。
どんなトラブルがあるのでしょうか?
防水に過信は禁物!
ダートマックスの公式画像には、水の中をざぶざぶ走ったり、水で丸洗いしている写真もありますが、あくまで生活防水なので過信は禁物!
amazonレビューや、おもちゃの病院のブログにも基盤や電池ボックスへの浸水が報告されています。
あくまで水洗いはタイヤや汚れた場所だけに限定し、本体はウェットティッシュなどでふき取って掃除しましょう。
初期不良が結構多い…
主にペアリングの連動不良や、可動部のプラスチックパーツ不良などによって、新品でも動かないケースもあるようです。
また、ぶつけやすいタイヤ周りのパーツも壊れやすいという意見も多く、まずは動かしてみて正常に動作するかチェックが必要です。
息子が誕生日祝いに頂き、外で遊んだ一日目、見事に壊れました。
ハブナックルに相当する樹脂部品が折れました。
断面を見ると空洞があり、成型時に湯が周り切らなかった欠陥品のようです。
しかしながら空洞の有無に限らずこの太さでは、近いうちに折れたと思われます。
先人の教訓を生かし、購入の参考にして下さい。
引用元:amazonレビュー
もし誕生日やクリスマスプレゼントなどでお子さんに送る場合、少なくとも1か月前には購入し、事前にちゃんと動くかチェックしておきましょう。
電池の消耗は何気に痛い!
乾電池タイプはなんだかんだと出費がかさみます。
特に1/18スケールは本体に6本も使うので、適度にエコモードで節約すべきでしょう。
まとめ・いつでもどこでも入手できる、量販店で買いやすいのがポイント
ジョーゼンの商品は普通のおもちゃ屋さんで、入手しやすいのがポイントですね。
大手の量販店なら、ほとんどのお店で取り扱いがあります。
ただ、ダートマックスシリーズは2WDタイプで、障害物の走行能力はそれほど高くはありません。
悪路をガンガン走る遊びがしたい場合は、他の4WD車も視野に入れるといいでしょう。
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