【SIKUジク】ドイツ生まれの本物にこだわるミニカー

SIKU
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SIKUはジクと読むドイツのミニカーブランドです。日本ではボーネルンドやアカチャンホンポでも扱っているのでおなじみですね。

SIKUは世界でも厳しいと言われる欧州各国の安全基準をクリアしていることでも、保護者としては安心感があります。「トミカと同じミニカーでしょ?」と思われるかもしれませんが、実は考え方が結構違うのです。ここではジクの特徴を紹介しましょう。




SIKUの歴史

ジク社は1921年に創業。創業時に手掛けていたのはプラスチック製のミニカーでしたが、トミカに先駆けること7年前、1963年から亜鉛ダイキャスト合金のミニカーの生産に着手しました。

創業から現在に至るまでミニカーを生産し続け、世界約60ヶ国に輸出しているすごいメーカーなんです。

ポルシェ、アウディ、BMW、フォルクスワーゲン…ドイツの会社だけにドイツメーカーが勢ぞろいします。そのほか海外メーカーが多いですね。

サイズはトミカよりちょっと大きめ、リアルにこだわる

ジクはトミカと違い、1/32スケールや1/50スケールというサイズのミニカーも発売しています。

ここでは標準サイズを中心に取り上げます。

標準サイズジクの平均的な全長は、大体80mmぐらい。

くるまキッズ
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これはトミカより約10mmほど大きいです

重量はトミカとさほど変わらず、40~50g程度になります。

さて、ジクの魅力といえば極力実車らしさを再現していることではないでしょうか。

バックミラーの再現やほぼゴム製タイヤの装着、ドアなどの開閉ギミックの普及率など、

トミカよりもやや年齢層は高めで、リアルな方向性を目指していると感じます。

ただ、小さいお子さんはゴム製のタイヤを外してしまうことが多く、

誤飲の危険性がありますのでご注意ください

見たこともない海外の車たちが中心!

欧州のブランドということで、日本車よりも欧州車中心のラインナップになります。

ドイツのメルセデスベンツやアウディ、フォルクスワーゲン、BMW、ポルシェなどを中心に、

フェラーリやランボルギーニ、ブガッティといった世界の名車がラインナップされています。

実は「日本車よりも好き!」というお子さんも多いのではないでしょうか? 

また、日本の車と大きく違うのは働く車たちでしょうね。

シルバー地に青いラインのパトカーや、オレンジ色の救急車、色とりどりタクシー、連接バスを始めとする変わったバス、緑色のトラクターなど、日本の働く車たちと大きく違っています

お子さんと日本車との違いを探すのも楽しいでしょうね。

手前からスイスの救急車、ドイツのパトカー、ドイツの救急車。日本の救急自動車にはない面白さがありますね。

おもちゃ的な遊びよりも、再現遊びを楽しむ!

トミカの周辺アイテムは、おもちゃ的なアクションで遊ぶアイテムが中心ですが、ジクの場合は考え方が違っています。

ジク・ワールドと呼ばれる周辺アイテムは、ドイツの街並みがモデルのジオラマアイテムシリーズとなっており、サービスステーションやヘリポート、さらには農場、標識セットまでラインナップ。

ジクは車と周辺環境のミニチュア再現という印象が強く、ミニカーを使ったアクション的な遊びよりも、

再現遊びやごっこ遊びが好きなお子さんに向くアイテムといえるでしょう。

ちょっと面白いのは、ジクの多くの車両の後部にはけん引用のフックが作られています。

の部分で、キャンピングカーや荷台、農業用アタッチメントを引っ張ることができるんです。

これもごっこ遊びを盛り上げる要素になるでしょう。

こちらはキャンピングカーのオプション。内部もちゃんと作られています。
けん引用のフックがあれば、どんな車種引っ張ることができます!

入手場所は限られ、お値段も若干お高め?

入手場所は前述したように、実店舗ではボーネルンドやアカチャンホンポなどで見かけることが多いですね。

量販店ではあまり見かけませんので、買うときは基本的には定価になります。

標準サイズのジクの価格はランク分けされており、パッケージの色で判別できます。

一番安いランクで495円(税込)、次いで594円(税込)、748円(税込)、1,298円(税込)となっています。

一番下のクラスのジクは、ジクオリジナルブランドの車両。

自動車メーカーの再現車種ではありませんが、低価格で入手できるので車種にこだわりがなければおススメです。

まとめ・ヨーロッパの珍しい車を手に入れよう

  • 実車の雰囲気満載のこだわりのミニカー
  • ドイツ車ほか海外の珍しい車が中心
  • 周辺アイテムを使った再現遊びが面白い
  • ゴム製タイヤは誤飲の可能性もあり

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車大好き、恐竜大好きなキッズを持つ親。ミニカーやおもちゃ探しで気づいたこと、イベントに行って気づいたことなどをお伝えします。

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