絶版トミカの場合、きれいな中古は値段が高く、なかなか手が出ません。ですが、ボロボロの中古なら100円、200円でブックオフでゲットできることも。今回は実際に絶版トミカをゲットして、塗装の剥がれたボロボロの中古トミカが、どの程度キレイになるか検証してみましょう!
まずはボロボロトミカの状態をチェック!

塗装モデルとなるZ32フェアレディZパトカーは、ブックオフで200円で入手。塗装のチッピング(剥がれ)が全体にあり、なかなかひどい状態です。さっそく現状をチェックしてみましょう。
バンパーの出っ張っている部分にチッピングが見えます。また左ライト下にも大きなチッピングがあります。

後バンパーは両端の角が大きく塗装が剥がれています。ウイングは周囲に渡って塗装剥げがあります。

前輪ホイールハウス上に激しい剥がれがあります。

こちらも前輪ホイールハウス上が剥がれていますね。ドアの状態もあまりよくありません。


これぐらいの剥がれなら、タッチペンの題材としてうってつけです
使う道具はこの3種類!
パトカーなので使う色は黒と白の2色と簡単。今回はソフト99(筆)とイージーリペア(ペン)の2種類を用意しました。また、塗装がはみ出さないようにマスキングテープも使ってみましょう。


タッチペイント実践編
いよいよ実践編です。タッチペンによって、どれだけ変わっていくのか段階的に見ていきましょう。










タッチペンで塗装した結果は?
一通りタッチペンによる塗装が完了しました。完璧にきれいというわけにはいきませんが、塗装の剥がれがなくなったことで、ボロボロ感はかなり薄れたと思います。



タッチペンを使ううえでの心得
タッチペンは、決して万能ではありません。使う上での注意点を知っておきましょう。
タッチペイントは溶剤を使用していますので、シンナー臭がします。十分換気しながら使用してください。また、小さいお子さんのいる場所では作業しないほうがいいでしょう。
タッチペンは部分的な補修です。オリジナル塗装のような均一な塗装に再現することは難しいです。あくまで「剥がれを簡易的に直す」と割り切ったほうがいいでしょう。
タッチペンで塗った部分も、遊んでいるうちにまた剥がれます。オリジナルの塗装よりは弱いので、これは仕方のないこと。剥がれたらタッチペンで塗り直しましょう。
筆タイプは広範囲を塗ることに適しているので、筆につく塗料の量が多く、トミカのような細かいミニカーを塗るにはなれないと難しいと感じるかもしれません。もし自信がない場合、まずはペンタイプで塗ってみるといいでしょう。
まとめ・タッチペンの特徴を理解して、お得に中古トミカで遊ぶ!
タッチペンを数本そろえておけば、ブックオフなどでの中古トミカ選びが楽しくなるはずです。自分で修理するので、新車で購入したトミカよりも愛着がわいてくるかもしれません。
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